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1: イビサ (2)
2: どこにでもある場所とどこにもいないわたし (1)
3: とおくはなれてそばにいて (1)
スレッド一覧[3]
【1:2】イビサ
1 名前:作家人 2009/12/29 19:09 ID:k0fg5NLu
読んだ感想↓
村上龍ってば、SEX抜きの小説は書けないのかね.....。

あたしは恥ずかしいところを押さえながら、とか
「なぜ、裸なんだ?」、とか、
そんな表現ばかりが目に付く。

麻薬と女とSEXしか書くことねーのかよ、
と問いたい。

登場人物は、若くてエロい女と金持ちの中年ばかりのような気もするし、.....。

特にこの本に関して言えば、
先生を去勢して
両手の爪を剥がして
その一部始終をヴィデオに撮って、
森に埋めた、という行為の意味がよく分からない。

>それはわたしにとっての輝ける祝典の幕開きだった。
それって、どういうこと?

あとがき抜粋
>自分と向かい合うのは危険なことだ。
>自分は何者か? などと問うてはいけない。
>内部と外部という言い方は既に嘘なのだ。存在するのは関係性だけ、あとはのっぺらぼうの表面だけだ。


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【2:1】どこにでもある場所とどこにもいないわたし
1 名前:作家人 2010/01/09 23:29 ID:Hve0dtiD
タイトルと装幀が気に入ったので購入。

あとがき
>装幀はいつものように鈴木成一氏である。
とおくはなれてそばにいての装幀は、KKベストセラーズ刊行だけど、同氏。
どこにでもある場所とどこにもいないわたしは、文藝春秋刊行だけど、装幀はやっぱり同氏。

出版社とか関係ないのかな?
どれだけ気に入られてんだ、って思った。

まあ、でも表紙もそうだけど、
目次のフォントとかもなかなか凝ってていい感じではある。

で、本の内容。

あまりにも、どこにでもある場所とどこにもいないわたし、過ぎて、
読むのがちょっとつらい。

公園の最後、
>わたしは五人連れの輪の中に加わろうとしている。
この文を読んだときには、実際、すぐ近くの公園でもこういう日常があるのだろうな、、
と容易に想像できて、ちょっと憂鬱、というか気が滅入る感じだった。

も少し、ほんの少しでいいから、意図的な何かを仕込んでくれると、
読みやすくなったのになと感じた。

再びあとがき
>この短編集には、それぞれの登場人物固有の希望を書き込みたかった。社会的な希望ではない。他人と共有することのできない個別の希望だ。
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【3:1】とおくはなれてそばにいて
1 名前:作家人 2010/01/04 20:28 ID:G4.mf5dS
読んだ感想↓
というか、タイトルがいい。
装幀もいい。
ググッたら、装幀・装丁どっちの表現が正しいか迷ったので、
改めて書籍を確認したところ、
ブックデザイン鈴木成一デザイン室となっていた。

鈴木成一って誰?
とりあえずググる。
公式サイトがないってのには、ちょっとがっかりしたが、
▼第52回(2007年5月22日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070522/index.html
>鈴木は、出版業界では有名な「締め切り破り」、それも常習犯だ。仕上がりに納得しない限り、どんなに催促されても、鈴木は頑として原稿を納入しない。一介のフリーのデザイナーが、大手出版社を待たせるという不思議な構図を可能にしているのは、鈴木が胸に秘める一つの信念である。
なかなか興味深い人物のようだ。

▼鈴木成一デザイン室 - つれづれcafe日記
http://www.kankanbou.com/cafe/item/1666
>1カ月で50冊、年間600冊の装丁を手掛けてるなんてすごい
そんなに有名な人なのか、知らなかった....。

で、もっと気になっているのが、
イラストレーション 根本有華。
イラストってか、絵だろ? これ。

再びググる。
期待したほどピンとくるイラストはなかったけれど、
下記プロフィールを見てなるほどと納得した。
▼根本有華
http://www.pict-web.com/illust.php?artist_id=225
>旅途中の車窓から見た景色をイメージとする、風景画を中心に、どこか懐かしく郷愁をさそう絵を展開。

で、本について。

先ずまえがき。
素晴らしいの一言に尽きる。
やっぱ村上龍っていいねーと改めて思う。

次に、内容。
読みすすめていて気が付いたのだが、
これってば新作じゃないよね、と。

既に初出のものを新たに組みなおしたコンピレーション・アルバム(compilation album)じゃないの? と気が付いた。(この表現で合ってるか知らないが、少なくとも私はそう解釈をした)
しかも、地獄に堕ちた勇者どもなどは、初出は「村上龍映画小説集」とかってなってるけど、
なんか1980年エッセイ集みたいな単行本とかで読んだ気もするし、
まあ、別にいいけど.........。

で、読み終えた感想(ようやくかい!)
金持ちが登場する話は感情移入出来ないから面白くない。
それ以外の話は、まあ、フツーに読める。

で、結論。
貧乏男性をテーマにした村上龍の小説を読みたい。
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